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庭の雑草対策の注意点~庭木を守るために~
庭の雑草生え放題の状態を作ると、見た目も悪ければ根絶やしが難しくなる場合も考えられます。毛虫など害虫の被害も懸念されます。ここでは大事な庭の景観を守るために必要な、庭の雑草対策の注意点をまとめました。
除草剤で庭木が枯れる!?

単に「除草剤をまいて雑草対策すれば良い」と考える方も多いようです。草取りを嫌って庭に除草剤をまくのはご法度です。「散布場所だけ作用する」というようなタイプでも、風や雨などでその成分が流れ込み、庭木の根にも作用してしまいます。枯れてしまった木は元の状態に戻りませんので、庭の雑草は除草剤をまかずに根絶やしを意識しながら草取りを行いましょう。
庭木に影響のない雑草対策に関するQ&A
庭木に影響のない雑草対策はどのようにしたら良いのでしょうか?お庭のプロフェッショナルに質問してみました。
- 雑草防止シートで対策したいんですが、環境への影響が気になります。
- 雑草シートを敷き、その上に砂利を敷き詰めることで雑草の放出を防ぐことができます。数年に一度貼り替える必要がありますが、天然原料100%の素材を使い、還元性(分解され土に還る素材)があるシートを使うことで環境への心配は不要です。
- 水で固まる土があると聞いたのですが、自分でも施工できますか?
- 水を含むことでコンクリートのように固まる土があります。草が生えないよう5cm以上の厚さで固まる土を敷くことがポイントです。セルフで施工できそうな感じもしますが、必要個所をしっかり敷きつめるには相当量の固まる土が必要になります。不要な部位への流出を防ぐために、施工時に踏み固めることも大切です。そのほかの専門的な理由から、業者へ依頼した方がよさそうです。
- 庭木の周りに生えている雑草を簡単に抜くコツはありますか?
- 少しでもスムーズに草取りを行うためには、草取り前に水をまくことをおすすめしています。根や葉を柔らかくする効能がある他、根を張る土も柔らかくなるのでおすすめです。朝露が残る早朝に草取りをするのも同様の理由からです。
手入れのしやすい庭造り
和風の庭を作り、その美しさを保つためには、手入れのしやすい庭作りを行うことが最も重要です。業者は手入れのしやすい庭を作るためのノウハウをたくさん持っており、季節に応じた作業を行います。業者にお任せしてみることも一案です。